年を重ねると、魚を食べるのが楽しみになってきました。

肉肉しいお肉などはほんとに少量で満足。食べ過ぎると胸やけが・・・

しかも魚は食べるとおいしいし、体にもいいです。

前回はサバについてまとめましたが、今回は同様においしいイワシについてまとめてみました。

やはりイワシも筋トレ・ダイエットに効果的なようです。

イワシが筋トレ、ダイエットに効果的な理由

イワシとは

イワシとはニシン目の魚で代表的なのはニシン科の「マイワシ」「ウルメイワシ」。

カタクチイワシ科の「カタクチイワシ」です。

海水に生息する回遊魚で、外敵から食べられてしまう確率を下げるため、大きな群れで行動するのが特徴的です。

食物連鎖の上では下位層に位置し、マグロやカツオ、スズキやイルカなどなど様々な生物から狙われている赤身の青魚です。

イワシが筋トレにいい理由は豊富なタンパク質を含む点です。

加工状態によっても変わりますが、ウルメイワシの丸干しの場合、100ｇ当たり約45ｇのタンパク質が含まれています。

缶詰の場合は100ｇ当たり20ｇ以上のタンパク質を含んでいます。

3～40代の男性では1日当たり約60ｇのタンパク質の摂取が推奨されています。

筋トレなどやっている方やアスリートなどは体重1ｋｇ当たり2ｇ前後のタンパク質の摂取が目安だともいわれています。

体重60ｋｇの場合120ｇのタンパク質が必要となるわけです。

缶詰一つで100ｇ前後のものが多いので、最低限一日に必要なタンパク質量の1/3を摂取できることになります。

イワシはほかの青魚と同様、ＤＨＡ、ＥＰＡを豊富に含みます。

どちらもオメガ3といわれる必須脂肪酸で健康に有効な効果も期待できます。

サバの記事でもまとめています。

血圧を下げたり、中性脂肪を減らしたり、認知機能の改善などが期待されています。

また、カルシウムも豊富です。缶詰などでは丸ごと食べられるのでより効果的に摂取できます。

また、カルシウムの吸収を助けるビタミンＤも豊富でサバの6倍も含まれています。

まず上記のＤＨＡ、ＥＰＡのはたらきで、中性脂肪値が下がり脂肪を蓄えにくくなります。

イワシにはＥＰＡがサバよりも多く含まれており、このＥＰＡが脂肪燃焼を促進するアディポネクチンというホルモンや褐色脂肪細胞を増やすと言われています。

これにより体の脂肪を蓄えにくく、燃焼しやすくなるのです。

運動と組み合わせることでタンパク質で筋肉を増やし、脂肪を燃やしやすくする素晴らしい食材ですね。

旬の脂ののったイワシは本当においしいです。

缶詰だと手軽に食べられますし、しかも健康的という嬉しい食材ですね。

缶詰だと保存食にもなりますし、常備してみてはいかがでしょうか。