様々な人生におけるトレーニングや気づきをご紹介しています。
見ていただいている方々は同じように自己を成長させる努力をしている方だと思います。
ただ、「どんなに頑張っても成果が出ない。」「こんなに頑張っているのにどうして報われないんだ。」と悩んでいる方も多いことでしょう。
少しでもヒントになればと、正しい努力をする方法をまとめてみました。
正しい努力をしてやりたいこと、叶えたいことを好転させていきましょう。
報われない努力もあるということを認める
ここで大切なのは、報われない努力もあることを認めるということです。
こんなに頑張ったのだから「報われて当然」、「報われるべき」という考え方では正しい努力に向けて改善をすることができません。
成果に結びつかなかった、報われなかったのであれば、それに見合うだけの努力ができなかったということです。
そうであれば見合うような方向の努力をしなければなりません。
努力が報われるように設計をしていくことが必要です。
正しい努力の方法とは
ではどのようにして報われる努力を行っていけばいいのでしょうか。
ここではポイントを3点に絞ってみました。
とてもシンプルですが重要なことだと思います。
努力を続けること
まず努力によって何かを成し遂げようとするとき、努力を続けて行っていくことが重要です。
期間や難易度にもよりますが、成し遂げるまでのハードルが高ければ高いほど続けることが重要となります。
好きなことや本当にやりたいことだった場合は、ここはとても簡単にクリアできるでしょう。
だって好きでやりたいことは、どんな状況でもやりたくなるからです。
本当ならばこの方向で努力をすることが最短距離だと思います。
多くの時間と情熱を捧げられることは明白だからです。もしかしたらそれを努力とは思わないかもしれませんね。
もしそうでない分野での努力を行うのであれば、続けていける努力を設計する必要があります。努力を続けるためには習慣化と没頭が必要だと思います。
習慣化
物事にとりかかるために、「やる気やモチベーション」を使っていては毎回「やる気やモチベーション」を上げる作業が必要となります。まずこの難易度が高いです。
上がらないときはどうしても上がりませんから・・・
物事を習慣化してしまったほうが努力は続けやすくなります。
・習慣化するためには、タスクを細かく区切り一つ一つの難易度を下げること。
・〇〇〇したら△△△する。という行動のトリガーを決めておく。
習慣化のテクニックをうまく使い努力を続けられるようにしましょう。
没頭する
なかなか集中できず、努力が途切れてしまうときに必要なのは没頭です。
本当に好きなことは勝手に没頭してしまうと思います。
好きなゲームをしていたらあっという間に夜中になっていた。なんてこともあるのでは?
ただ、努力となるとなかなか没頭できないこともあります。
没頭できる努力とはどのようなものでしょう。
1.適度な難易度
まず適度な難易度の物である必要があります。
極度に難しいと取り掛かる気すら起きません。逆に簡単すぎてもやっていられなくなります。
RPGで考えると、前者はオープニング後、いきなりラスボスに勝てと言われるようなもの。無理ゲーです。
後者はMAX近くまでレベル上げしたのにラスボスにたどり着くまでに初期の敵、ドラクエで言うスライムを1体ずつ1万体倒してくださいと言われるようなもの。面倒でやってられなくなるでしょう。
難易度の高いものは細かく分解して考えて、一つ一つのハードルを下げましょう。習慣化と同じですね。
2.自分でコントロールできていると感じる
努力が自分でコントロールできること、コントロールできていると感じることが大切です。
例えば宝くじ。必死に分析をして、あの売り場がいい、この数字がいいと分析をしても最終的に結果を決めるのは運です。
運ばかりはコントロールできません。(宝くじ好きな人にはすみません。)
ただ、資格試験などに向けた努力の場合、向き不向きはありますが最終的に勉強量や習得度によって決まります。
合格者が一度も出たことのない資格試験などないはずですから。
そのコントロールできている実感を得るためにも、きちんと習得できている、前進できていると分かる適度な難易度の努力である必要があります。
3.直接的なフィードバックがある
やったことに対して何か成果を得ることができれば、それに没頭しやすくなります。
これ意味あるのかな。こんなことやって何になるんだろう。と思いながら努力をしてもなかなか没頭できません。
絶対に誰も受け取ってくれないと分かっているビラを、駅前で一日中配れと言われるとむなしくなりますよね。
行ったことに対して適度なフィードバックが直接あると、合っていても間違っていても次の行動につなげられます。
正しい努力なのか見極める
正しい努力をするためには、今行っていることが正しい努力なのかどうか見極める必要があります。
そのためには目標に向けて、逆算をして努力を設定していかなければなりません。
そのためには努力の先にある目標を正しく設定すること。
それを達成するために必要なことを分解して考えなければなりませんね。
そのために必要なことが情報です。
確かな情報を仕入れて、何をすべきなのか、どうやってするのか、何が必要なのかを把握しなければなりません。
そしてそれが正しい方向に進んでいるのか随時確認が必要です。
試験であれば定期的に過去問を解いて理解度を確認したり、作品であれば発表して批評をもらったりして見る必要があります。
やってみて検証する
あれこれ考えて悩んでいても、その努力が正しいものなのかどうかは知ることができません。
やってみた結果、正しくなかったとしたら正しい方向に修正をすればいいだけです。
合わないと思ったらやめてしまってもいいのではないでしょうか。
やらないとスタートラインにも立てないんですね。
スタートラインに立った時にゴールに背を向けて立っていないか。走り続けられるペースなのか。ゴールまでのルートはわかるのか。これだけで十分です。
途中でエネルギー補給をしても、人にルートを聞いても、ルートを間違ったら引き返しても、ショートカットをしても、少し歩いても完走できればいいわけです。
トライ&エラーを繰り返して最終的に正しい努力だったと言えればいいんです。
最も簡単な正しい努力の過程を知る方法
何となくわかるけど実感できない。
体験してみないと分からないという方におすすめの方法があります。
筋トレをしましょう。
正しいトレーニング方法、フォーム。
適切な負荷、回数、周期。
正しい栄養補給、休息。
これらを習慣的に行うことができれば、間違いなく身体は変化します。
筋肉はつき、身体は引き締まり、その成果が見て取れるでしょう。
筋肉は裏切らないという言葉がある通り、体はきちんと答えてくれます。
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