よく耳にするクロスフィットトレーニング。
メディアなどでも取り上げられていますが、しっかり見たことがなかったので今回まとめてみました。
本場アメリカでは軍や警察などでも採用されたり、アスリートや格闘家にも支持されるクロスフィットトレーニングとはどのようなものでしょうか。
クロスフィットトレーニングとは
クロスフィットとは歩く・走る・跳ぶ・起き上がる・押す、など日常で行う様々な実用動作を基に高強度に行うことで、全身の機能を向上させるトレーニングです。
「心肺機能」「スタミナ」「柔軟性」「パワー」「筋肉」「スピード」「連動性」「俊敏性」「バランス」「正確性」を万遍なく鍛えていくことで基礎体力や身体能力の向上が期待できるトレーニングです。
プロのアスリートや格闘家、サラリーマンや主婦までトレーニングの内容は変わらないというところが面白いところです。
内容は変わらず、変わっていくのは運動の強度のみ。
回数や重量で差をつけていきます。
トレーニング内容は、5分程度のWARM UPから始まり、動きの取得を行うSKILL、基礎的な筋力を鍛えるSTRENGTH、ウエイトトレーニング、器械体操、有酸素運動を組み合わせた日替わりのトレーニングWOD(Workout of the day)を行い、グループ内で回数やタイムを競います。
ウエイトリフティング、器械体操、有酸素運動それぞれを不規則に組み合わせることで、全身を万遍なく総合的に鍛えていきます。
トレーニングメニュー
ウエイトリフティング、器械体操、有酸素運動を組み合わせて日替わりで不規則に組み合わせて行われます。
ウエイトリフティング:デッドリフト、スナッチ、バーベルスクワット、ケトルベルなど
器械体操(自重系):懸垂、プッシュアップ、シットアップ、ランジ、吊り輪など
有酸素運動:ラン、バイク、ローイングなど
これらのメニューをトレーナーが不規則に組み合わせたトレーニングを行っていきます。
短い時間で集中的に鍛えることができること、毎回異なるメニューで取り組めることで飽きづらいことも特徴です。
WODにおいて回数やタイムを競うことで成長も実感できますし競う気持ちでトレーニングの効果も上がります。
ボックスとコミュニティ
クロスフィットトレーニングが行われているジムはボックスと呼ばれているそうです。
ウエイトトレーニング中心で行われているジムとは佇まいが違っており、マシンやずらりと並んだルームランナーなどはありません。鉄棒やロープ、吊り輪などクロスフィットに特化した設備が用意されています。
クロスフィットトレーニングの特徴にグループフィットネスと言われている点があります。
様々な人が同じ時間を共有し、トレーニングを行います。集団でトレーニングを行うことで仲間意識やモチベーションの向上が期待できます。
まとめ
クロスフィットトレーニングについてまとめてみました。
強度の高いトレーニングを集中的に行うので、とてもきついトレーニングではありますがグループで乗り切ったときには達成感と一体感を得られる、スポーツの醍醐味を味わえるトレーニングだということがわかりました。
興味がある方は門をたたいてみては?
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