あなたの強みは何ですか?
自分の強みがはっきりとわかっていて、すぐに答えられる方素晴らしいですね。
これといった強みがない・・・何が得意なのかわからない・・・
という方も多いのではないでしょうか。
安心してください。
何にも強みがない、取り柄がないという方はいないと思います。今まで生きてきた経験がだれにでもあります。
私も強みを自覚できず、迷いや悩みを抱えています。この
自粛活動中、自己分析をして自分と向き合ってみました。
自分を分析する作業は時に苦しい作業ですが、一度は向き合ってみましょう。
自己分析をしてあなたの強みを知ろう
自己分析をして強みを知ることのメリット
自分の強みを知ることで自分の強みを発揮しやすくなります。
何か選択の機会があったときに、どうすることが自分にとって良いのかがわかります。
また、正しく自分の強みを理解しておけば、その強みを発揮できる環境に行きやすくなります。
時には逆境や苦手なことにチャレンジすることも大切ですが、強みを発揮できる分野で勝ちに行ったほうが近道です。
就職や転職の時だけでなく、常日頃から理解をしておくことが大切ですね。
強みを知ることで、ほかにもいくつかのメリットがあります。
自己肯定感が高まる
自分の強みを知ることで自己肯定感を高めることができます。
これが得意、これが好きと自信を持って言えることは素敵なことですね。
生きづらい人の助けにもなります。
自己肯定感は高めておくほうが生きやすくなると思います。
就職、転職、キャリアアップの時の道しるべになる
自分の強みや、方向性を理解しておくことで転機が訪れた時の道しるべとなります。
これが好きだからこの道に。これが得意だから仕事にしたい、発信したい。
などわかりやすい道しるべとなってくれます。
時には迷ったり、悩むことも必要ですが、あらかじめわかっていればその都度迷わずに最短距離で選択ができます。
自己分析のやり方
自己分析というとなんだか難しいイメージだと思いますが、まずは簡単なことから考えてみましょう。
今まで生きてきた中での経験や成功体験などの中に必ずヒントがあります。
少し見つめなおす時間を取ってみましょう。
褒められて嬉しかったこと
これといった強みがないと思っている方は過去を振り返ってみましょう。
物心ついた時から今までの中で、人に何かをして褒めてもらってうれしかったことをひとつ残らずあげてみましょう。
人から褒めてもらえる、感謝してもらえるということは、その人が持っていない価値を提供できたからです。
その価値こそがあなたの強みです。
好きなもの、やりたくないことを知る
自分の好きなものの中に強みが隠されていることもあります。
好きなものって、やめなさいと言われてもやめられないですよね。
誰にも褒められなくても、とくに頑張らなくてもやり切れることって、とても強みですよね。
同じことを学習するにしても、好きか嫌いかでその身につき方も大きく変わってきます。
逆に「やりたくないこと」を再確認することも重要です。
やりたくないことを消しながら考えることで、やりたいことの輪郭が浮き出てくることもあります。
ただ、先につながるやりたくないことはやったほうがいいこともあります。
長期のスパンで、今やるべきかどうかを考えましょう。
思考、行動の癖を知る
自分は実績を残した時や困難を乗り越えたときにどうしてきたのかを理解することで自分の思考、行動の癖をつかむことができます。
ここにも強みが隠されています。
まずは自分残した実績をあげてみましょう。どんなに小さくても構いません。
部内一の営業成績を収めた。新規案件が取れた。なんでも構いません。
そして、それを達成するためにどういうプロセスがあったのかを思い起こしましょう。
うまくいったことには原因がある場合が多いです。
例えばなぜ部内一の営業成績が取れたのか。
取引先にとても気に入られて・・・であれば人柄が強みだと言えます。
戦略的に計画を立てて・・・であれば戦略的思考が強みだと言えます。
逆にうまくいかなかったとき、トラブルにあったときにどう行動したかも重要です。
うまくいかなかったが最後までやり遂げたのならば・・・粘り強い、忍耐が強いことが強みだと言えます。
柔軟に対応し、困難を回避したのならば・・・柔軟性がある、危機管理スキルがあることが強みであると言えます。
自分をよく知る人に聞いてみる
より詳しく、また自分が知らない強みを知るには、自分をよく知る信頼する人に聞くことが近道です。
親、兄弟、パートナー、信頼できる上司などに相談してみましょう。
強みや得意なことは、自分自身では当たり前にやっていることなので気づかないことも多いです。
「え?こんな簡単なことやって褒められるの?」「みんなはできないことだったんだ」ということもわかってくるかもしれません。
ただ、自分自身を見つめる時間は必要だと思いますし、相手の意見によって影響されてしまう可能性もあります。
まずは自分自身で徹底的に自己分析を行い、ある程度の軸を持ったうえで聞くことをおすすめします。
強みと弱みは表裏一体
自分が弱みと思っていることも裏を返せばあなたの個性です。
強みになることも裏を返せば弱みとみられることもあります。
一貫性がある⇔頑固である
人の意見を柔軟に取り入れる⇔優柔不断
切り取り方と、使い方でどのようにも変わります。
それを強みとして生かせるようにしっかりと認識しておきましょう。
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