疲れた時、スタミナアップしたいとき。
何か元気なものを食べたいなと思ったときに「ニンニク」が思いつくのではないでしょうか。
ニンニクチップたくさんトッピングしたボリュームのあるステーキ。
ニンニク風味たっぷりのジューシーな餃子。
すりおろしニンニクをたっぷり入れた熱々のラーメン。
お腹いっぱい食べるとなんだか元気になる気がしますよね!
気分だけでなく、含まれる成分によってさまざまな良い効果をもたらしてくれます。
筋トレにも有効なんですよ!!
ニンニクの栄養と効果についてみてみましょう。
ニンニクの栄養と効果!筋トレにも有効!!
ニンニクに含まれる栄養素
ニンニクには各種栄養素が含まれています。
ニンニク100g当たりでは以下の通りです。
エネルギー:136kcal たんぱく質:6.4g 脂質:0.9g 炭水化物:27.5g
糖質:21.3g カリウム:510mg リン:160mg 亜鉛:0.8mg
ビタミンB1:0.19mg ビタミンB2:0.07mg ビタミンB6:1.53mg
などです。
大きさにもよりますが1片で10g弱くらいです。ニンニクは刺激も強く、摂りすぎると胃があれたりもします。
特に生のものは摂りすぎ注意です。1日当たり1片くらいが良いでしょう。
ニンニクの効果
ニンニクには摂取することで期待できる効果がたくさんあります。
なんとなく知っている効果や意外な効果まで!!
疲労回復
ニンニクのにおいの元である「アリシン」という成分がビタミンB1と体内で結びつくことで
「アリチアミン」という物質を作りビタミンB1の吸収を促進します。
ビタミンB1は糖をエネルギーに変えるのにかかわっていて、疲れた時には欠かせない栄養素です。
血行促進
ニンニクには末梢血管の拡張作用があります。これにより血行促進が期待できます。
血行が良くなることで、冷え性や肩こりなどの解消も期待できます。
血の巡りが良くなることで高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの予防にも効果が期待できます。
殺菌効果
ニンニクに含まれる成分「アリシン」には強い殺菌効果があります。
コレラ菌、結核菌、大腸菌、ブドウ球菌などの菌を殺す抗生作用があります。
そのため天然の抗生物質ともいわれているそうです。
抗酸化作用
先ほどのアリシンには強い抗酸化作用もあり、活性酸素を抑制します。
加熱するとアリシンはなくなってしまいますが代わりにできるアホエンという成分には抗がん作用があるといわれています
。
アメリカ国立がん研究所でもがん予防効果の高い食材であると認められています。
ニンニクは筋トレにも有効
筋肉を分解するホルモンにコルチゾールというものがあります。
コルチゾールはストレスホルモンとも言われています。
コルチゾールを増やす要因としては、ストレスや睡眠不足、飲酒などがあります。
体にとっては必要なホルモンではありますが過剰に分泌されると、血圧が高くなったり成長ホルモンや免疫機能の低下が低下したりします。
また、コルチゾールは糖の生成のために筋肉を分解してしまうんです。
ニンニクに含まれるアリシンにはこのコルチゾールのはたらきを抑制する効果があります。
さらには、加熱したニンニクはテストストロンを増やす働きがあるといわれています。
さらにはタンパク質を含む食品と一緒に取ることで、たんぱく質を含む食品のビタミンB1とニンニクのアリシンが結合してできるアリチミンはさらにテストステロンの上昇を助けます。
テストステロンは男性ホルモンの一種で、筋肉や骨格の成長を促します。
筋肉量の増加には欠かせませんね。また、精神的にも前向きな活力を与えてくれます。
まとめ
以上、ニンニクの栄養と効果についてまとめてみました。
様々な良い効果が期待できるニンニク。
日常的にとりたい食品ですね。
においが気になる場合は、リンゴジュースや牛乳、ヨーグルトを一緒に取ると効果的ですよ。
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