様々なストレスの多い現代で精神的に疲れている方も多いことでしょう。
また、世界的な騒動の渦中、自粛のため自宅に閉じこもりストレスを感じているのではないでしょうか。
密にならないランニングやウォーキングなどの健康増進のための外出は許容されています。
気分転換も兼ねて、人がいない自然の中に散歩に出かけてはいかがでしょうか。
自然には心身を癒やしてくれる効果があるそうです。
簡単ストレス解消法。自然に触れて癒される。
自然の中で人の身体に現れる効果
穏やかな森林の中でとても落ち着いた気持になったことはありませんか。
人は自然の中でストレスの軽減を感じたり、気持ちがリラックスしたりすることがわかっています。
調査によると20分ほどの森林浴を行うことで、唾液中のストレスホルモンであるコルチゾールの数値が低下していたということです。
また血圧や脈拍も低下させることがわかっています。
さらには副交感神経を活発にし、交感神経の活動を抑えます。
つまりは気持ちが落ち着き、リラックスをすることができるということですね。
また、実際に自然の中に行かなくても効果があることもわかっています。
森などの自然が見える病室に入院している患者と、見えない病室に入院している患者とでは自然を見ることができた患者のほうが、そうでない患者よりも回復が早いという研究結果まであるそうです。
さらには、雄大な自然の画像や、自然の環境音などを聴くことでもストレスを軽減できるともいわれています。
また、長期にわたって森林浴を行うことで免疫細胞の活性を高める効果も確認できているようです。
人が自然に癒される理由
人間が自然に癒される理由は様々な説があります。
どの説においても人類が過去から受け継いでいる本能や遺伝などが理由だとされています。
人間は潜在的に他の生物などとの結びつきを求める説や、森林などの見晴らしがよく、かつ外敵から身を隠せる環境は安心できる環境として本能的に記憶している説などがあります。
どれも確定的なものではないのですが、いずれにしても太古の昔から代々受け継いできたものが関係しているようですね。
まとめ
森林などの自然が人間に与える影響について調べてみました。
ストレスフルな現代、またそれに加え現在のこのような状況において、その効果を活用してみてはいかがでしょうか。
感染対策をして人の多くない公園などを散歩してストレスの解消と健康の増進を図り、この厄災を乗り切っていきましょう。
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