世界情勢やテクノロジーなど、様々な事がめまぐるしいほどのスピードで変化し続けている昨今
国や企業、個人も日々アップデートしていかないと変化に取り残されてしまいます。
個人の場合、そんな状況なのはわかってはいても、なかなか新しいことに挑戦するのは難しいですよね。
挑戦しようとするとどうしても感じてしまうのが恐怖です。
新しいことに挑戦する、つまり変化をしていく時には恐怖はつきものなのです。
生物の意思決定の最大の目的は死なないことであるというのはこの記事でも述べました。
生物が生きる上で変化は危険と隣り合わせです。
いままで安定して生きてきた環境が変化してしまうことは命に危険がある可能性があるからです。
恐怖を感じ、立ち止まらせることで変化に伴う危機を回避しようとするのですね。
ではその恐怖の原因とはいったい何なのでしょうか。
その克服方法とは何なのでしょうか。考えてみましょう。
挑戦を妨げる恐怖の原因
恐怖の原因
なぜ、変化を目の前にするとなぜ危険を察知し恐怖を感じるのでしょうか。
この恐怖の原因とは何なのでしょうか。
恐怖の原因は「未知」です。
知らないこと、経験したことがないことに対して人は恐怖を覚えます。
それもこれも昔から備わっている生物の本能です。
月明りもない真っ暗闇の中に放り出されたとして
何も見えない、周りの状況を知ることもできない状況で
恐怖を感じず闇雲に走り回ったとしたら、何かに躓き転んでしまうかもしれません。
最悪の場合、崖から谷底に落ちてしまうかもしれません。
それらを防止するのが恐怖の役目なのです。
知らないからこそ恐怖でブレーキをかけるんですね。
恐怖の克服方法
ではその恐怖を克服するにはどうしたらいいのでしょうか。
当然命の危険を伴うような状況であれば、ブレーキを外すことは危険ですが
この安全な現代の日本において、新たなことに挑戦をすることで
即、命の危機が訪れることはまずないですよね。
恐怖の原因は「未知」です。知らないことが恐怖の原因であれば
克服するためには知っていくことですよね。
だからと言ってしっかりと知るためにはかなりの時間を要すこともありますので
まずは走り出してみることですね。
徐々に走りながら一つ一つ知っていくこと、学んでいくことで徐々に恐怖は薄れていきます。
最初に「100%理解してから・・・」と思ってしまうと完璧主義に陥りなかなか動けないばかりか
より難しさなどを感じ恐怖は増していってしまいます。
完璧主義の弊害はこちらの記事から。
進んでみて、ああこういうことだったのかと学ぶことも多いでしょう。
失敗は存在しない
挑戦して必ず成功する保証はありません。
失敗してしまう、今より悪い状況になってしまうのではないかという未知の状態への恐怖が
その挑戦を踏みとどまらせてしまいます。
でも、たとえその一回の挑戦が失敗したからと言って
もう2度と成功できないということもありません。
成功するまで立ち止まらなければ、いつか成功の糸口をつかむことができるでしょう。
挑戦して、いきなりすぐに成功することもありません。
すぐに完璧な成功を求めずに、徐々に成功への道筋を歩いていきましょう。
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