皆さんは人生の目標ってありますか?
何か目標に向かって努力することは素晴らしいことですし
その過程で得られた経験や学びは人生においてかけがえのないものになることでしょう。
ただ、はっきりとした目標がないという方や、ただ毎日を生きていくことで
精一杯という方も多いのではないでしょうか。
自分自身もまさにそうでした。
漠然と、「こうしたいな」とか「こうなったらいいな」という憧れや
イメージはあっても何をするわけでもなく、日々時間を浪費していました。
ここ数年でこれではダメだと思い少しずつではありますが動き始めました。
理想とする目標の持ち方や、目標達成に向けての努力の仕方について
一緒に考えていきたいと思います。
人生の目標を達成するための方法
1.自分の人生の指針を決める
2.目標が決まったら細かく分解する
3.ハードルを上げすぎない
4.適度に振り返る
5.人生の目標の決め方
1.人生の目標を決める
まず一番大事なのは目標を設定することです。
目標が決まらないことには進むべき道もその手段もわかりません。
山に登るとして、どのくらいの高さの山なのか。道なりは険しいのか。
ここがわからないと準備をすることもできません。
幼稚園児が遠足でも登れる山であれば比較的ラフな格好でも登れますが
それが富士山であればウエアや装備も準備をしなければなりません。
エベレストであれば酸素ボンベやトレーニングも必要になるかもしれません。
まずは自分がどこに向かいたいのかをしっかりと決めることが最も重要です。
長期的な目標、短期的な目標を決めたら
あとはそれに向けて着実に歩んでいくだけです。
2.目標が決まったら細かく分解する
目標が決まったら、あとはその達成に向けて取り組んでいくだけですが
あまりにも大きな目標だったり、遠い目標だったら気が遠くなりますよね。
とても達成は無理そうだ、と諦めてしまうかもしれません。
はるか遠い目的地に向けて一歩を踏み出すのはとても勇気がいることです。
一歩踏み出せなくなったり、諦めたりしないようにするにはどうしたらいいでしょう。
それは目標に向けての道のり、やるべきことをできるだけ細かく分解して考えることです。
本当に簡単なことまで分解するのが重要です。
エベレストに登ることをゴールとして考えるとした場合
まず、「エベレストに登るために必要な準備」をググるところからスタートです。
そのあとに必要な資金をためる、装備を用意する、ツアーに申し込むなど
様々な項目が出てくるでしょう。細かなことから一つ一つクリアしていくことが
ゴールへの道になっていくことでしょう。
3.ハードルを上げすぎない
ここで重要なのは、ハードルを上げすぎないということです。
最終的な目標は大きなものになるかもしれませんが、その過程の短期の目標などは
先ほど述べたようにできる限り細かい課題に分解し、難易度をできる限り下げたほうが達成しやすいでしょう。
エベレストに登る話で例えると、まず登るための費用がざっと数百万円は必要になります。
よほど貯金があったり、収入の多い人は別として
平均的な収入や貯金の人が半年後にエベレストに行くから資金貯めるぞ!!といっても
普通の収入だけでは厳しいでしょう。
3年後の登山予定にして、月数万円づつ貯めるように目標を決めたり
スポンサーを募る活動から始めてみたりするほうがハードルは下がるでしょう。
そして着実に課題をクリアしていくことで目標に近づいて行っていると実感できます。
4.適度に振り返る
課題をクリアしていくことで目標に近づいていることを実感できれば
モチベーションを保つことができます。
いつになればゴールが近づくのかわからない状況で走り続けるのはとても辛いですから。
適度なタイミングで足跡を振り返り、成果の確認と修正、目標までの達成度を確認することをお勧めします。
ただし、頻繁に振り返ることはあまりお勧めしません。
なぜなら、前回の振り返りからの期間が短いと成果を感じにくく、達成感も得にくいからです。
100万円を貯めるのに、月3万円づつ貯金をしていくとして
1ヵ月ごとに振り返ると3万円づつしか増えていきません。
半年に1度貯金額を確認すれば、最初の確認で18万円、1年後には36万円。
ぐっと目標に近づいている感じがしますよね。
まったく振り返らないのも成果が確認しづらいですし、課題の修正もできないため適度な振り返りがおすすめです。
5.人生の目標の決め方
では、人生の目標の決め方はどうしたらよいのでしょう。
何をしたらいいかわからない、何もしたいことがない。
こう思っている方も多いのではないでしょうか。
ただ、ここに関しては自分自身に問いかけるしかないですよね。
誰かから、「これいいよ」「やってみなよ」と言われても、自分が本心でやりたいことでないと
続けることはとても難しいからです。
過去の経験やうれしかったこと、悲しかったこと、褒められたこと
などから自分に合ったものを探していくことしかないように思います。
あとは逆にやりたくないことを書き出すのもいいかもしれません。
それを回避するためには何をすべきかが見えてくるかもしれません。
私自身もそれを探している途中かもしれません。
一緒に頑張りましょうね!!
コメント