本格的に筋トレをしたいと思ったらやっぱりジムに通いたくなりますよね。
でも初めてだと、「どんなジムがあるのかわからない」「どんな基準でジムを選んだらいいのかわからない」という方も多いと思います。
そこで大まかなジムの種類と、選び方をまとめてみました。
これからジム通いを始めてみたい方にご説明します。
公営のジム
ジムには市などが運営している公営のジムがあります。
スポーツセンターや体育館などと併設していることが多いですね。
公営のジムってどうなの?って思う方も多いと思いますが、数か所の公営ジムを使ってみましたがしっかりトレーニングすることができましたよ。
公営ジムのメリット
・入会費・月の会費などいらない
公営ジムでは、入会金や月毎の会費など無く使用できるところが多いです。
また、面倒な入会の手続きなどもほぼ無く使用できます。
マシンを使う場合、初回は講習を受ける必要があることもありますが、今まで通ったところは10分程度の説明でトレーニングを始めることができました。
・安い
公営ジムは安く利用できるところがメリットです。
自治体によっても料金は変わりますが1,000円以下のところがほとんどではないでしょうか。
ちなみに私が行ったことのあるところは、1回300円前後のところが多かったです。
なんといっても安いのは魅力ですね。
この金額だった場合、週2回通っても月3,000円くらいしかかかりません。
お手軽なので、行きたいときに気軽に行けますね。
・気軽に通いやすい
なんとなくジムというと、ムキムキな人たちがひしめいているイメージがあって、行きづらいと思っている方もいると思います。
ですが公営ジムの利用者は幅広く、場所にもよると思いますがお年寄りや女性なども多いです。
それだけでもちょっと行きやすくなるのではないでしょうか。
もちろん民間のスポーツクラブなどもムキムキな人たちがひしめいているわけではないと思いますが、ジムに行くのに抵抗のある方はジムの雰囲気に慣れるにはいいと思います。
・意外と充実
公営ということであんまり設備もしっかりしてないと思う方もいるかもしれませんが、そんなこともありません。
しっかりと整備されていますし、ヨガなどのレッスンなども充実している施設もあります。
十分満足することができますよ。
・行きたいときに行ける
民間のジムなどの場合、入会時の区分によって使える時間や曜日が決まってしまうので、いつでも使えるわけではありません。
制限を超えて使おうとすると追加料金がかかってしまいます。
かといって制限なしの使い放題にすると価格も上がってしまいます。
公営のジムの場合、営業時間内ならいつでも好きな時に行けます。
「予定が空いちゃったのでちょっと1時間いっとこう!」と気軽に行けちゃいます。
公営ジムのデメリット
以上のようなメリットもありますが、公営ジムにはデメリットもあります。
いくつか挙げてみますね。
・自分で考えてトレーニングをする必要がある
公営ジムの場合、懇切丁寧に指導をしてくれるわけではありません。
スタッフの方はいますが、簡単な説明や補助にとどまっている場合が多いです。
そのためトレーニングのメニューやマシンの使い方など、ある程度の知識が必要となります。
わかっている方の場合、自分で自由にできる点はいいですけどね。
またフリーウエイトコーナーに限っていうとムキムキな方たちがひしめき合っている場合があります。
そこに飛び込んでいく勇気が必要なことも。
ちょっと敷居の高いコーナーがあるのは事実です。
・手軽なので行かなくなる
いつでも行ける。月ごとの会費もない。
そのため行かなくても「ま、いっか!」で済んでしまうこともあります。
民間のジムなどの場合は会費を払っているので、行かないともったいないです。
そのため義務感で通うこともあります。
公営ジムの場合、その強制力がなくなってしまいがちですね。
・最新設備じゃない場合も
これは場所や自治体にもよりますが、設備自体が古かったり、種類が少なかったり、数がそろっていないこともあります。
私が通っていたところはランニングマシンが少なく、待ち時間も長かったです。
また最新のマシンを完備!なんてところはどちらかというと少数でしょう。
シャワールームやサウナ、大浴場などの快適な設備は期待できません。
まあ安いのでそのあたりは我慢ですね。
・立地が良くない、営業時間が短い
民間のジムなどの場合は集客の必要がありますので、駅に近くて立地が良かったり、町中にあったりとアクセスしやすいことが多いです。
一方、公営ジムは体育館や競技場などと併設していることが多く、高台にあったりして交通の便が良くないことも多いです。
自家用車などがあれば通いやすいですが、会社帰りに最寄り駅の近くで・・・というわけにはいかない場合が多いでしょう。
また、営業時間も短くそもそも会社帰りでは間に合わない場合も。
そこは民間の方が使い勝手はよいでしょう。
民間ジム
次に民間ジムについてみてみましょう。
民間ジムとは民間企業の運営するジムですね。
CMや広告などでもよく見かけるのではないでしょうか。
まずはそのメリットを上げてみます。
民間ジムのメリット
・最新設備
民間ジムには最新のマシンや人気のマシンも数多くそろえている場合が多いです。
よくYouTubeの筋トレ動画で見かけるような最新マシンもあります。
使ってみたいマシンに出会う可能性は高いですね。
シャワーや、施設によってはサウナや大浴場もあり、リフレッシュして帰ることができます。
さらには用品やサプリ、プロテインのショップや、プロテインスタンドがあるところもあります。
理想の筋トレライフを実現できますね。
・様々なメニュー・プログラム
民間ジムではインストラクターによる様々なレッスンやプログラムが用意されています。
ヨガやボクササイズ、ストレッチやダンスなど様々なラインアップ。
新たなトレーニングを行ったり、普段とは違う動きを取り入れたりして、飽きずに通うことができます。
・インストラクターに相談できる
民間ジムにはインストラクターが多くいるので、わからないことも聞きやすいです。
また、オプションとしてカウンセリングを行ったり、パーソナルトレーニングを行ったりすることもできます。
何をやったらいいかわからない、レベルアップしたトレーニングがしたいなら知識を持った方に聞くのが一番ですね。
・立地が良い
民間ジムは立地が良く、通いやすい場所にあることが多いです。
仕事帰りに寄って、お風呂に入って帰宅するなんてこともできます。
生活の動線上にあるととても便利ですね。
民間ジムのデメリット
・コースが限られている
民間ジムの場合、料金設定が数多くあり便利な反面、使い方も制限されてしまします。
無制限で使おうとすると料金も高くなってしまいますね。
ちょっと時間が空いたからといっても、選んだコースの時間外だったら追加料金がかかってしまいます。
便利な分、高くなってしまうのは仕方ないですね。
パーソナルジム
最近ではパーソナルジムの需要も増えてきています。
それに伴いパーソナルジム自体も増えている印象です。
パーソナルジムとはトレーニング時に専属のトレーナーがつき、トレーニング指導や食事指導などを行うジムです。
個人個人に合ったメニューで高い効果がある反面、ちょっと敷居が高いと思う方も多いでしょう。
パーソナルジムのメリット、デメリットもまとめてみましょう。
パーソナルジムのメリット
・目標を共有できる
多くのパーソナルジムが、専属のトレーナーとともに理想のボディメイクをしていくスタイル。
「5キロ痩せたい」、「お腹をへこませたい」などといった要望に対して、個人に合ったメニューを組んでくれます。
様々な相談もできたりと、目標を共有してトレーニングをすることができます。
適切な目標管理と成果をトレーナーと見ることができて、トレーニングを楽しく続けられますね。
・高い効果を得やすい
パーソナルジムの場合、専属のトレーナーがついて指導をしてくれるので、正しいメニューや動作を行うことができます。
目標に向けて最短距離で適切な方法をとることができるんです。
個室の空間で、トレーナーもマシンも独占できるので快適に効果的なトレーニングを行うことができる点は大きなメリットです。
・食事面の管理もできる
通うジムにもよりますが、多くのジムが食事面のアドバイスも併せて行っています。
トレーニングには欠かせない栄養。
そのためダイエットにしても、ボディメイクにしても、食事はとても重要な要素です。
パーソナルジムの場合、カロリーや栄養素の管理もでき、知識がないと難しい部分を補ってくれます。
・ノウハウを得られる
トレーニングや運動経験のない方には、トレーニングって何をしたらいいのかよくわからないと思います。
ダイエットしたくても、正しい方法がわからず無理な食事制限をしたり、ただ長時間有酸素運動をしたり、痩せるサプリにたよったりと非効率な方法を取りがちです。
パーソナルジムの場合、知識を持ったトレーナーからマンツーマンで、トレーニングや食事方法について学ぶことができます。
わからないところも相談しやすく、正しい知識・ノウハウを得ることができます。
パーソナルジムのプログラムを終えたり、やめたりしてしまったあとも、その知識を基に自分でトレーニングをすることもできます。
パーソナルジムのデメリット
いいところばっかりのようなパーソナルジムにもデメリットはあります。
・値段が高い
これはイメージを持っている方も多いと思いますが、パーソナルジムは値段が高いです。
数カ月の短期プログラムで数十万円の料金が設定されていることも多いです。
当然、専属のトレーナーがつくので値段が高くなるのですが、やっぱりここが高いハードルになります。
逆に、「それだけのお金を出したんだから頑張らないといけない」と自分を追い込むこともできます。
・ハードなトレーニング
これはプランやトレーニング内容にもよりますが、ハードなトレーニングが課せられることもあります。
しっかりと追い込んで、より高い効果を出すには必要なことですが、トレーニングや運動に慣れていない方は驚くかもしれません。
こればかりは頑張ってやりきるしかないのですが、辛くなってしまうかもしれませんね。
でも、そこはプロのトレーナーさんが楽しく追い込んでくれると思うので、覚悟して飛び込むことも必要です。
・トレーナーとの相性
専属のトレーナーがつきっきりで指導してくれるので、トレーナーとの相性は重要です。
人間ですから、相性の善し悪しはあるでしょう。
しっかりとそこを見極めてから入会することが望ましいです。
体験や見学など行ったうえで入会するようにしましょう。
また、異性のトレーナーの場合、距離感や接触が気になることもあります。
そのあたりも考えた上で、ジムやトレーナーを選んでいきましょう。
相性とは別ですが、パーソナルジム流行の弊害として、質の伴わないトレーナーも出てきてしまっているそうです。
十分な知識がなかったり、偏った指導をしたりというトレーナーに当たってしまう危険性も。
トレーニングの質がトレーナーの質に依存してしまうパーソナルジムですので、トレーナー選びは慎重に行いましょう。
・やめたらリバウンドも
しっかりとした運動や食事管理を行って理想の体を手に入れたとしても、元の食事や運動をしない生活に戻してしまうと、途端にリバウンドをすることもあります。
短期間で、集中的に効果を出した方には特に多いかもしれません。
やめてしまったあとも、ある程度の食事管理や定期的な運動は続けたいですね。
パーソナルジムでノウハウや心構えをしっかりと学んでいれば、やめたあとでも引き続き意識した生活が送れます。
ジムに通う通わないは別として、食事への意識と運動習慣は持ち続けたいものですね。
まとめ
様々なジムの形態と、それらのメリット・デメリットを見てみました。
ジムに通いたいけど何にもわからないという方は参考になったでしょうか。
手軽な公営ジムからいってみて、続くようなら設備の整った民間ジムに入会する。
運動に苦手意識がある方は民間ジムで基礎をしっかり習う。
高い効果を期待するならパーソナルジムで効率的なトレーニングを行う。
など、メリット・デメリットを照らし合わせながら、自分に合ったジムを選んでみてください。
どんなにいいジムでも通わないと始まりませんし、続けないと効果は出ません。
合わなければ別の形態のジムに行ってもいいですので、まずは飛び込んでみてはいかがでしょうか。
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