運動などをして食生活にも気を付けていると、バランスよく野菜も取りたいと思いますよね。
せっかくなら栄養があってトレーニングのお供になるような野菜を食べたいと思っているのではないでしょうか。
今日は筋トレ飯におすすめの野菜、アスパラガスについてご紹介します。
アスパラガスとは
アスパラガスとはキジカクシ目、キジカクシ科、クサスギカズラ属の植物です。
今では年中流通していますが、本来は春から初夏にかけてが旬の食材。
アスパラガスの日本における歴史は江戸時代に観賞用として伝わったことが始まりです。
その後明治時代に食用として導入を開始しました。
大正時代に本格的な栽培が始まりましたが、当初はホワイトアスパラガスがメインでの栽培だったそうです。
アスパラガスの栄養と効果
アスパラガスはビタミンなどをバランスよく含んでいる栄養豊富な食材です。
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、カロテン、オリゴ糖、食物繊維、葉酸、アスパラギン、ルチンなどを含んでいます。
アスパラガスには利尿作用や、血圧の安定による動脈硬化の予防効果があるそう。
また、アスパラガスは食物繊維も豊富なのに加えて、腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖も含んでいるため、腸内環境を整えてくれます。
茹でると栄養が失われてしまいやすいので、蒸したり、炒めたり、焼いたりする調理がおすすめです。レンジでチンするのも栄養を逃しにくく簡単でおすすめです。
筋トレのお供にいい理由
アスパラガスが筋トレにいい理由は、アスパラギン酸が含まれている点です。
アスパラギン酸とはアスパラガスから発見されたアミノ酸の一種。
アスパラギン酸は新陳代謝を高め、疲労回復の効果があるとされています。
エネルギー源として最も利用されやすいアミノ酸の一つとされています。栄養剤などにも利用されている成分なので聞いたことがある方も多いかもしれません。
また、アスパラガスには必須アミノ酸であるBCAAが含まれています。
BCAAとはバリン、ロイシン、イソロイシンのアミノ酸の総称で、体内で生成することができないため、食品などから摂取する必要のある必須アミノ酸です。
BCAAはエネルギー源となることで筋タンパク質の分解を抑制します。
また、疲労を軽減する効果もあると言われており、筋トレの際にはぜひ摂りたい成分ですね。
まとめ
アスパラガスは栄養も豊富で、筋トレにもよいアミノ酸も含まれています。
ただ、もちろんアスパラガスだけで必要な栄養は摂取できません。
様々な食材と合わせて、うまく取り入れることでその効果を高めることができます。
お肉などとも相性が良く、筋トレ後のメニューには加えやすい食材ではないでしょうか。
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