「やめよう、やめよう」と思いつつ、ついついやってしまう悪い習慣ってありませんか?
頭ではだめだと思っていても、今日まで、これで最後と思いつつズルズルと習慣になってしまってなかなか抜け出せない。
タバコだったり、お酒だったり、スマホゲームだったり、YouTube見ちゃったり・・・。
その時間にもっと有意義なことをしたいと思っているのに、やってしまって自己嫌悪になってしまったりします。
時間は有限で、取り戻すことはできません。
無駄に思っている悪い習慣をやめて有意義に時間を使うにはどうしたらいいのでしょうか。
悪い習慣を続けてしまう原因を探る
私たちはどうしてだめだと思っていても、悪い習慣を続けてしまうのでしょうか。
原因を見てみて解決の方法を探ってみましょう。
環境
環境から受ける影響はとても大きいです。
デスクで作業をしようとしても散らかっているデスクが気になったり、その作業には関係ないメールが気になったりと外部からの影響を受けてしまいます。
個々の影響に対して対策をして環境を作る必要がありますね。
満たされていないものを埋めようとする
趣味や仕事に全力を注げているときはそんな無駄だと思えることをやっている時間はありません。
たまに息抜きでやったとしても習慣になることはないでしょう。
無駄だからやめたいと思いつつ、続けてしまうのは満たされていないものを埋めようとしているのかもしれません。
全力を注げることがあればきっと余計なものは目に入らなくなるでしょう。
心地いいところから抜け出せない
人間は意思の力がそれほど強いわけではありません。
どうしても楽な方に流されてしまいがちです。
生物の本能として変化をしないということが重要です。
野生の中では環境がガラッと変わってしまったら生きていくことが困難になるからです。
例えばあなたが自給自足をしていた大昔に暮らしていたとして、安心な住居があって、これからも安定的に食料も手に入れることができるのであればわざわざ危険を冒してまで新たな土地の開拓などしないですよね。
でも今は安全な現代にいます。この本能にあらがうことも必要ですね。
個々の原因にアプローチする
意思や決意の力だけではなかなか悪い習慣をやめることはできません。
それぞれの原因に対してアプローチし、悪い習慣をやめるためのヒントを探してみましょう。
環境
環境を整えることはとても大切です。
集中力をそぐ物は目に見える範囲から無くしましょう。
デスクの上を整理する。必要なもの以外は置かない。
仕事、読書をするスペースにはスマホを持ち込まないなど環境を整備しましょう。
読書やPC作業などをする場合、集中できる静かなカフェに行ったり、コワーキングスペースの活用もいいかもしれませんね。
物理的な環境だけではなくて関わる人などの環境も変えるのはさらに有効です。
いい習慣を持っている方と一緒に時間を過ごしたり、指導やフィードバックをしてもらうことで自分の意志の力では足りない部分を大いに補うことができます。
のめりこめることをやる
満たされないものを埋めようと無駄だと思ってしまうことをやってしまう場合は、のめりこめることをやってしまいましょう。
心からやりたいことをその代わりにやってしまえばいいわけです。
やらなければならないこととこのやりたいことが一致している場合は一番いいですが、そうでない場合も無駄なことに時間を費やすよりもとても有意義です。
一方が充実すれば、やらなければならないことをやるモチベーションも向上します。
メリハリをつけて取り組んでいけば日々充実しますね。
のめりこめることなんてないという方は、昔はまっていたことやずっとやりたいと思っていたことに片っ端から取り掛かってみては?
どうせ無駄に過ごしていた時間です。何か見つかればラッキーという具合にやってみましょう。
のめりこめなかったら次々移行していきましょう。
心地よさを奪う
心地いい状況から抜け出せない場合、その心地よさを奪っちゃいましょう。
読書中スマホをすぐ見てしまう場合、読書の部屋に持ち込まない、一番遠い場所に置くなどしてスマホを見るためのハードルを設定します。
すぐい開いてしまうアプリは何度もスワイプしないとたどり着けないところに置く。
お菓子の間食をやめたいなら、そもそも買い置きをせず食べるには買いに行かないといけなくする。
などちょっとめんどくさいぞと思うようにしましょう。
人は取り掛かるのに20秒かかると面倒になりやりたくなくなってしまうようです。
逆に習慣にしたいことは20秒手間を減らすといいです。
まとめ
以上、悪い習慣をやめて大切な時間を有効に使う方法を考えてみました。
人間の意志の力は想像以上に弱く、気合や根性、決意だけでは変えられないものもあります。
様々な仕組みを利用し大切な時間を有効に使えるようにしたいですね。
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